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「バンコクのインターナショナルスクールは、実際いくらかかるのか」「子どもが3人いても通わせられるのか」。家族でタイに移住するとき、学費は家計をいちばん大きく左右する項目です。
結論から言うと、バンコクの主要なインターナショナルスクールの年間授業料は、おおむね51万〜126万バーツです。これとは別に、入学時に申込料・入学金(登録料)・デポジットとして、1人26万〜45万バーツ程度かかる学校もあります。子ども3人なら、授業料だけで年150万バーツを超えることも珍しくありません。
この記事では、主要校の学費を比較したうえで、子ども3人の場合の考え方と、日本人学校との違い、学校選びのポイントを整理します。
この記事のポイント
- 主要インター校の年間授業料は、おおむね51万〜126万バーツ
- 授業料は学年が上がるほど高くなる
- 入学時には、授業料とは別に申込料・入学金・デポジットがかかる
- 日本人学校は、2026年度で入学金16万バーツ+授業料年14.6万バーツ
- 住むエリアとビザは、学校を決めてから考えるとスムーズ
バンコクのインターナショナルスクールの学費相場
インターナショナルスクールの学費は、「毎年の授業料」と「入学時だけかかる費用」に分けて考えます。どちらも学校と学年によって大きく違うため、公表されている金額を確認しながら比べることが大切です。
主要校の年間授業料は51万〜126万バーツ
2026-2027年度の公表額をまとめた比較サイトによると、主要校の年間授業料と入学時の費用は次のとおりです。
| 学校 | 年間授業料 | 入学時の費用 |
|---|---|---|
| Shrewsbury | 696,300〜1,256,700バーツ | 申込料5,000+入学金225,000+返金されるデポジット225,000バーツ |
| ISB | 659,000〜1,197,000バーツ | 各校の公式サイトで確認 |
| Bangkok Patana School | 515,000〜1,014,000バーツ | 申込料4,000+入学金250,000+デポジット50,000バーツ |
| NIST International School | 650,200〜1,132,800バーツ | 申込料6,000+評価料2,500+返金されない登録料265,000バーツ |
この4校だけを見ても、最も安い学年と最も高い学年では2倍以上の差があります。学費は毎年改定されることがあるため、入学を検討するときは、必ず各校の公式サイトで最新の金額を確認してください。
学年が上がるほど授業料は高くなる
インターナショナルスクールの授業料は、多くの学校で学年が上がるほど高くなります。たとえばNISTでは、公表額で次のように上がっていきます。
- Early Years:650,200バーツ
- Year 1:840,500バーツ
- Year 2〜6:889,200バーツ
- Year 7〜9:956,000バーツ
- Year 10〜11:1,038,900バーツ
- Year 12〜13:1,132,800バーツ
今の学年の授業料だけで予算を組むと、数年後に学費が上がって家計が苦しくなることがあります。移住する期間が長い場合は、子どもが卒業する学年までの授業料をざっくり計算しておきましょう。
入学時にかかる費用(申込料・登録料・デポジット)
授業料とは別に、入学時には次のような費用がかかります。
- 申込料(Application fee):出願するときに払う費用。数千バーツ程度。
- 入学金・登録料(Admission / Registration fee):入学が決まったときに払う費用。20万バーツを超える学校もあり、返金されないことが多い。
- デポジット:学校に預けるお金。退学時に返金されるかどうかは学校によって違う。
たとえばShrewsburyは、最初の請求書の前に合計455,000バーツ、Bangkok Patana Schoolは合計304,000バーツが必要と紹介されています。複数の学校に出願する場合は、申込料が学校の数だけかかる点にも注意してください。
子ども3人の場合の学費の考え方
子どもが3人いる場合、学費は単純に3倍になるわけではなく、学年の組み合わせで変わります。公表額で試算すると、次のようになります。
- 3人ともBangkok Patana Schoolで最も低い学年の場合:年1,545,000バーツ
- 3人ともShrewsburyで最も高い学年の場合:年3,770,100バーツ
入学時の費用も3人分かかるため、Bangkok Patana Schoolなら入学時だけで約91万バーツです。きょうだいの割引があるかどうかは学校によって違うため、出願前に確認しましょう。家族の生活費全体の中で学費がどのくらいの割合になるかは、次の記事で試算しています。

インターナショナルスクールの選び方と日本人学校との比較
学費の相場が分かったら、次は家族の方針に合う学校を選びます。インターナショナルスクールに通わせるか、日本人学校に通わせるかで、学費も子どもの将来の選択肢も変わります。また、学校が決まると、住むエリアやビザも決めやすくなります。
日本人学校の学費と、インター校との違い
バンコクには、泰日協会学校(バンコク日本人学校)があります。2026年度の公表額は、入学金160,000バーツ、授業料は年146,000バーツです。授業料は1学期(4〜8月)58,400バーツ、2学期(9〜12月)58,400バーツ、3学期(1〜3月)29,200バーツに分けて払えます。寄付金はなく、教材費などの別途負担金もないとされています。
| 比べる点 | 日本人学校 | インターナショナルスクール |
|---|---|---|
| 年間授業料 | 146,000バーツ(2026年度) | おおむね51万〜126万バーツ |
| 入学時の費用 | 入学金160,000バーツ | 1人26万〜45万バーツ程度の例がある |
| 授業の言語 | 日本語 | 英語 |
| 向いている家族 | 数年後に日本へ戻る予定がある | 英語での教育や、海外での進学を考えている |
学費だけを見れば日本人学校のほうが大幅に安くなります。一方で、インターナショナルスクールは英語で学べるため、帰国後の進路や将来の進学先の選択肢が変わります。移住する期間と、帰国後の進路をどう考えるかで選びましょう。
学校を先に決めてから住まいを決める
バンコクでは、多くの家族が先に学校を選び、その近くで住まいを探すと言われています。渋滞が多い街なので、学校までの距離や通学手段は毎日の負担に直結するからです。
日本人学校に通う家族はスクンビット地区、インターナショナルスクールに通う家族は学校のある地域の近くに住むことが多いです。シーナカリン方面にはインターナショナルスクールが複数あります。エリアごとの特徴は次の記事でまとめています。

ビザとの関係(EDか、親の帯同者か)
子どもがインターナショナルスクールに通う場合、ビザの選び方は大きく2つに分かれます。
- 子どもが学生ビザ(ED)を取り、親が保護者用のNon-Oを取る:子どもの留学が主な目的の家族向け。申請には学校が発行する英文の招待状が必要です。
- 親のビザ(就労ビザやDTVなど)の帯同者として通う:親の仕事や滞在が主な目的の家族向け。
どちらのビザで通学できるかは、学校の方針によって違います。出願するときに、学校のアドミッション担当者に確認しましょう。家族のビザの選び方は、次の記事で詳しく解説しています。

学校選びのチェックリスト
学校を比べるときは、次の項目を確認しておくと判断しやすくなります。
- □ 子どもの今の学年と、卒業までの授業料の合計
- □ 入学時の費用(申込料・入学金・デポジット)と、返金の条件
- □ きょうだいの割引があるか
- □ 授業料以外にかかる費用(スクールバス、給食、行事など)
- □ 子どもの英語力と、入学時の英語サポートの有無
- □ 移住する期間と、帰国後の進路の考え方
- □ 学校までの距離と通学手段
- □ どのビザで通学できるか
- □ 入学できる時期と空き状況
よくある質問
インターナショナルスクールの学費は、途中で上がりますか?
学年が上がると授業料が上がる学校が多く、学費そのものも毎年改定されることがあります。卒業までの合計を見込んでおきましょう。
英語が話せなくても入学できますか?
学校や学年によって違います。入学時の英語力の目安や、英語のサポートがあるかどうかを、出願前に学校へ確認してください。
日本人学校とインターナショナルスクール、どちらが良いですか?
数年後に日本へ戻る予定なら日本人学校、英語での教育や海外での進学を考えているならインターナショナルスクールが候補です。学費の差も大きいため、移住する期間と予算をあわせて考えましょう。
途中で学校を変えることはできますか?
転校自体は可能ですが、新しい学校の入学時の費用がもう一度かかります。最初の学校選びは、通学のしやすさと予算を含めて慎重に決めるのがおすすめです。
まとめ:学年と人数で学費を計算してから選ぼう
バンコクのインターナショナルスクールは、学校と学年によって学費が大きく変わります。最後にポイントを整理します。
- □ 主要インター校の年間授業料は、おおむね51万〜126万バーツ
- □ 授業料は学年が上がるほど高くなる
- □ 入学時には、1人26万〜45万バーツ程度の費用がかかる学校もある
- □ 子ども3人なら、授業料だけで年150万バーツを超えることがある
- □ 日本人学校は、2026年度で入学金16万バーツ+授業料年14.6万バーツ
- □ 学校を決めてから、住むエリアとビザを決める
- □ 学費は毎年変わるため、各校の公式サイトで最新の金額を確認する
迷ったときは、「移住する期間」と「帰国後の進路」から考えてください。その答えで日本人学校かインターナショナルスクールかを決め、インターなら候補の学校を2〜3校に絞って、子どもの人数と学年で卒業までの学費を計算します。そのうえで、学校の見学や問い合わせに進みましょう。


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